組合紹介(萩焼協同組合)
「陶土の共同加工に取り組む!!」
<組合概要>
組 合 名 萩焼協同組合
理事長名 広瀬 博
住 所 山口県萩市大字椿東6509
T E L 0838-25-0126
出 資 金 210万円
<共同加工場>
土 地 3,300u
建 物 鉄骨スレート平屋建 389u
事務所管理人室 96u
構 築 物 沈澱槽等四槽
住 所 阿武郡川上村字下亀瀬1547-1
■昭和51年10月共同加工場建設、共同加工事業を開始
山口県を代表する伝統工芸品といえば、なんといっても
”萩焼”です。
萩焼は、「一楽、二萩、三唐津」と呼ばれる我が国を代
表する焼きものの1つです。
表面は、つややかで淡紅色を帯び、枯淡と重量感にあふれ、
茶器、酒器、花瓶など多くの製品がありますが、特に茶器は
有名で多くの人々に愛されています。
さて、今回紹介する萩焼協同組合は、昭和51年3月、萩市内
の窯元4社が陶土の共同加工を主目的として組合を設立、同年
10月には、阿武川ぞいの川上村の適地に共同加工場を完成した。
さっそく、萩焼のもとである陶土の共同加工を開始、今年で
24年目を迎える。
ちなみに、同工場では、陶土の原材料である「大道土」と
「カオリン(韓国産)」を一定割合で混合し、水を加えて生成
している。混合割合は企業秘密?とのこと。
○生産工程(全工程 4日間)
土こし(1日)→沈澱(1日)→しぼり(1日)→仕上げ(1日)
○生産量 1日約1.5トン
(会報「山口県の中小企業」1999年6月号より)
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