元気力発言所!

組合紹介(岩国土建協同組合)
『地方中小建設企業界は、地域経済活性化の担手として「公共工事予算増額」
を旗印に「期待と自助努力」で懸命』

<組合概要>
組 合 名 岩国土建協同組合
理事長名 宮部 秀文
住  所 岩国市今津町1丁目18-7
T E L 0827-21-5259
出 資 金 2,120万円
組合員数 40名
資格業種 建設業
主要事業 共同受注事業

《組合事業の経過と今後の取り組み》
 本組合は、昭和26年のルース台風による錦帯橋の流失で、岩国市発注の錦帯
橋再建工事を地元建設業者による共同受注を契機に、昭和26年6月「岩国市土
建協会」を設立発足。昭和30年代の我国経済安定策予算編成で金融引締策の影
響などによる、小資本企業者の金融不安の援助と福祉の充実が急務となり、昭
和33年8月名称を中小企業等協同組合法による「岩国市土建協同組合」改正設
立組織の充実を図る。昭和44年〜45年時のオイルショックで、昭和40年代、50
年代の建設業界は経済情勢の変転激しく大手企業の地方進出が激化となり、地
元小企業者も大手企業に劣ることなく受注できる策として、建設業者登録許可。
加えて、官公需適格組合資格取得など山口県中小企業団体中央会の指導を得て、
昭和59年11月名称を「岩国土建協同組合」に改正。特定建設業者登録で再発足。
昭和60年2月「官公需適格組合」資格を取得組織を充実し「地元の仕事は地元
の手で」の願望合言葉で邁身努力現在に至っている。
 我が国経済は、景気回復に向って進んでいると報じられているが、地方中小
企業界は地方財務のますますの逼迫で単独工事の削減、規制緩和の進展など急
激な構造変化の中依然厳しい情勢にあるが、本組合員等しく工事現場の第一線
を担当し、建設業を通じ社会資本整備の担い手として地域経済の振興や雇用の
確保など、その役割の重要性を更に認識を深め自覚し誇りと自信を持って「自
助努力」自らの意識改革による強固な経営基盤の確保に努め、、企業化精神一
層の発揮と、尚更に結束を強固に共同の力により適切に対応、組合員の自主的
経営活動をも促進し、かつ、その経営的地位の向上を図り総力を挙げ邁進し難
局を切り拓く。

《事務局紹介・今後の抱負》
 事務局には、男性技術職員2名うち1名役職員。女性事務職員2名計4名が
常勤しておりまして、至極和気藹々で常に組合員方々の信頼と早期情報の収集
傅達を心掛け、組合員の自主的地位の向上を願い多少なりともお役に立つこと
を願っております。

《中央会へひとこと》
 地方中小建設企業界は依然として厳しく先行きの見通しが持てない現況にあ
りますが、頼みの綱は「自助努力」は当然ながら、官公需法に基づく中小企業
者に関する国等の契約の方針、特に、本組合は「官公需適格組合」有資格組合
で、競争入札参加資格審査に当たっての、総合点数の算定方法に関する特例の
一層の活用と担当官までも諸々趣旨の周知徹底を願っております。今後ともよ
ろしくお願いします。

(会報「山口県の中小企業」2000年8月号より)

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Last updated on 2000.9.29