組合紹介　（協同組合宇部土木親交会）
「理事長の強力なリーダーシップにより共同受注事業を積極的に推進」

＜組合概要＞
　組 合 名　　協同組合宇部土木親交会
　理事長名　　榎本　武正
　住　　所　　山口県宇部市大字善和字大日203番地の249
　Ｔ Ｅ Ｌ　　0836-62-1765
　出 資 金　　5,275万円
　組合員数　　22名
　資格業種　　土木建築工事業

《組合事業の特色と今後の取り組み》
　　本組合は、昭和61年２月にそれまでの任意グループを発展的に解消し、
　法に基づく協同組合を設立。
　　当初は資材の共同購買、残土処理場の管理運営等の経済事業に取り組み、
　業界の経済的地位の向上と傘下組合員の経営の改善に取り組んできた。
　その後、共同受注事業を大きな目標とし、平成５年７月に念願の官公需適
　格組合の証明を受け、宇部市のAランクの指名業者となり、受注が大幅に
　拡大した。
　　しかし、現在の組合を取り巻く環境は、工事量の減少、業者数の増加な
　どにより非常に厳しくなっている。
　　今後、組合としては新たな分野への進出を図らなければ生き残れないと
　の認識に立ち、建設廃材のリサイクル事業等の検討を始めている。
　　また、組合の後継者の育成も考えており、３月中に青年部を立ち上げる
　ための準備を進めている。
　　榎本理事長の強力なリーダーシップと組合員の強固な団結力によって今
　日の地位を築いてきたが、今後も更なる飛躍を期待したいものである。

《事務局紹介・今後の抱負》
　　組合事務所は宇部市の瀬戸原中小企業団地の一角に位置しており、事務
　局には榎本理事長をはじめ技術職員１名、事務職員２名の実務経験豊かな
　ベテラン４名が常勤している。今後も組合員のためになるような共同事業
　を企画し、強力に推進していきたい。

《中央会へひとこと》
　　発注官公庁に対して、官公需適格組合制度についての啓蒙普及を積極的
　に行ってもらいたい。
　　発注情報等についても本当に役立つ情報をタイムリーに提供してもらい
　たい。

（会報「山口県の中小企業」2001年2月号より）