元気力発言所!
組合紹介(松島町商店街振興組合)
「商売に、生き方に、楽しみ方に
 『匠』を貫く達人の街、松島町商店街!!」

<組合概要>
組 合 名  松島町商店街振興組合
理 事 長  長谷川光宏
住  所  宇部市松島町12番10号 田中時計店内
T E L  0836-33-3399
出 資 金  1,790千円
組合員数  66名
資格事業  小売業・サービス業・その他
主要事業  共同販売促進事業

《組合活動の特色と今後の取り組み》
■組合活動の特色
 松島町商店街は、JR宇部新川駅前から東に延びる商店街で
総延長は約500m。戦前から商店が点在はしていたが、本格
的に商店街が形成されたのは戦後まもなくで、商店街の一角に
アメリカ映画を専門に上映するセントラル映画館ができ集客し
たのと市民館を利用する人の通り道としての利便性が高かった
ことが商店街発展の理由と考えられる。
 法人化(商店街振興組合の設立)されたのは昭和52年で、
その設立目的は、商店街の環境整備、機能の高度化、経営の近
代化などを目指すものであった。
 その後、商店街は順調に推移してきたが、バブルの崩壊以降、
売上げの減少している店も多く県内の他の商店街と同様非常に
厳しい状況にある。

■今後の取り組み
 こういった厳しい環境に対応すべく当商店街では、一昨年か
ら商店街の情報化に取り組んでいる。まず、商店街の各店の店
主にパソコン研修を実施し、商店街のIT化への理解を深め、
昨年からは、商店街でのバーチャルショップの立ち上げに取り
組んでいる。
 バーチャルショップは、『匠モール』(正式公開は4月スタ
ートの予定)と名付けられ、単に商店街の取扱商品を紹介する
というのではなく、松島町ならではの、宇部市ならではのこだ
わりの商品(商店街では『企画商品』と呼んでいる)を作り上
げようという気持ちからスタートしている。
 モールの中で商店街を「松島町の商店街は、人そのもの。一
見頑固で取っつきにくいけれど、仲良くなれば、心強い見方。
昔からの技術や思いのこもった商品を大切にして、それを誠実
にお客様にお出しする、そんな昔ながらのオーナー達の心意気
があるからです。商売に、生き方に、楽しみ方に『匠』を貫く
達人の街、松島町です。」と紹介している。
 商店街としては、バーチャルモールを見たお客様に実際に商
店街に足を運んでもらい、商店街のイベントに参加してもらい
たいと考えている。今後の展開が、非常に楽しみだ。
 今回の事業を進めるにあたっては、やまぐち産業振興財団の
中小商業活性化事業助成金を活用しており、市や商工会議所、
山口県商店街振興組合連合会などの支援を受けている。

《中央会へひとこと》
 商店街のIT化の促進と商店の意識高揚に対する積極的な支
援を強く望んでいます。

(会報「山口県の中小企業」2002年4月号より)
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Last updated on Mon, Apr 14, 2003