「働き方改革」及び「夏の生活スタイル変革(ゆう活)」に関する要請について

会員の皆様へ

平成28年7月14日本会に手塚和子山口労働局雇用環境均等室長が来会され、下記のとおり要請がなされました。

つきましては、会員の皆様には、会社での働き方に格段のご配慮をいたただきますようお願い申し上げます。

「働き方改革」及び「夏の生活スタイル変革(ゆう活)」に関する要請

厚生労働省では、労働力人口が減少していく中、女性や高齢者が働きやすくまた意欲と能力のある者が活躍しやすい職場環境を作り、労働生産性を上げて成長を持続させるため、長時間労働の削減などの「働き方改革」を推進しております。「働き方改革」については、先日政府としてまとめた「一億総活躍プラン」においても「最大のチャレンジ」とされるなど、政府全体として非常に重要な課題です。

「働き方改革」の実現のためには、これまでの働き方を大きく見直すことが必要です。各々の企業においては、長時間労働を前提としたこれまでの労働慣行を改めたり、年次有給休暇を取得しやすい雰囲気を醸成するなど、それぞれの実情に応じた取組を行うことが望まれます。

こうした「働き方改革」の一環として、政府として昨年から、明るい時聞が長い夏の間は、朝早くから働き始め、夕方以降を家族と過ごす時間などに充てられるよう、「朝型勤務」や「フレックスタイム制」などの推進により夏の生活スタイルを変革する国民運動を「ゆう活」として展開したところです。

本年の取組におきましては、昨年の取組に関する企業アンケート調査の結果等を踏まえ、「ゆう活」の本来の趣旨は単なる始業時間の前倒しではなく仕事と生活の調和の実現などであることや、業務の効率化に併せて取り組むことが重要であること、などのポイントを周知しながら、広く「ゆう活」が浸透するよう展開してまいります。

貴団体におかれましでも、改めてこの取組の趣旨を御理解いただき、周知啓発に向けた御協力の程、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

              厚生労働省山口労働局長   小松原 正俊

 


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