全国高等学校長協会より全国中小企業団体中央会宛に次のとおり依頼がありましたのでご配慮方よろしくお願い申し上げます。 新規高卒者の雇用促進について（お願い） 　日頃から新規高卒者の就職につきましては、ご高配を賜り深く感謝いたしております。 　さて、１月１７日の朝刊各紙で、新規高卒予定者の就職内定率が、昨年１１月末時点で６０．３％と過去最低を更新したとの報道があり高校生の就職環境の厳しさを痛感させられました。 　７月時点での求人状況の発表を受け協会としては、各方面への雇用促進をお願いすると同時に、あらためて各県高校長協会長宛、各方面からのご支援やご助言を頂きながら、組織を挙げ求人開拓や進路指導に取り組むよう要請をしました。 　各校では、高校一年次からのキャリア教育、さらには職場見学やインターンシップなどを一層拡大促進し、それらを通じて企業社会への理解を深め、働くことの意義、職業人としての心構え等の指導を続けております。それに応えて、高校生達も社会人になって自分の夢を実現しようと資格取得等に努力を重ねてきました。 　しかし、就職希望者の２人に１人しか内定通知を受けていない地域が、この時期になっても全国にはいくつもある現実に学校関係者は深く心を痛めております。 　今後学校では、保護者等からも職業人としての観点からのご提言などを頂いて、進路指導の改善・充実に努めさらにきめ細かい指導を続けていく所存でございます。 　現在、我が国の産業構造は大きく変化しつつありますが、日本の将来に大きな影響を及ぼすと考えられる若年労働者の雇用促進について、一層のご高配を賜りますようお願い申し上げます。

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