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経営課題等の解決に向けた取組み事項、その手順及び期間
(平成15年7月〜9月末まで)
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海務:船員の雇用から人員配置管理、休暇ローテーション管理、船舶での現金出納のチェック又それに付随する業務のフローを整理。 |
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工務:船舶データの登録、部品等の発注から納品チェック、船舶別予算管理等、船舶管理における全ての業務フローを整理。 |
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総務その他:予算管理や給与の算定・支払、会計における業務フローを整理。 |
整理した業務フローをもとに委託業者とシステム構築の打合せを週2・3回のペースで3ヶ月間にわたり行った。 |
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事業実施の経過、その経過途中で生じた問題及び対応、取組み
委託業者との打合せを行うにあたり社内でミーティングを行い業務の整理をしたが、実際の委託業者との打合せで各業務部門間の連携において、当社の希望した流れがシステム構築上不可能であることが多々あり、その都度社内で業務の流れを変えるなど調整が必要になった。
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事業実施によって得られた効果
2000年の設立以来、仕事のやり方自体の問題点を皆で話し合う機会がなかったが、本事業実施するにあたり社内ミーティングを重ね、個人で抱えていた問題点を表面化させ社内全体で解決することによって、社内業務全体の流れが滑らかになった。
また全体ミーティングを重ねたことで他部署間での業務に対する理解も得られ、問題点を個人で抱えこむことなく組織として協力して解決する体制が整ったことも大きな効果であると思う。
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事業実施者における今後の課題と予定している取組み内容
事業終了後、本事業の委託業者においてシステム設計及び各システムごとに開発を進め、それぞれテスト導入し、2004年3月に各システムを統合4月より全面導入を行った。
基幹業務のシステム化に伴いこれまでの限界であった5グループ以上の船舶管理が可能な状態になったが実際にグループを増やすには現在の人員数では無理なのでシステムの運用評価を行いながら対応していく予定。
また次のステップアップとして管理船舶との情報共有化、管理レベルの向上を予定しており船舶へのGPS、PC導入により、さらにリアルタイムに簡易操作での情報共有を図り最終的にはパートナーコミュニティとして必要データを船主、オペレーターに開示・共有、取引先との受発注データを連携させることによりCRM/SCMの実現を目指す予定である。
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他の中小企業者等に対する助言等
事業を始める以前に、自社の行っている事業について現在行っている社内業務をフローチャート等でビジュアル化し現業務の問題点と対策。システム化によってどうしたいのか(これまでのやり方を変える)等の社内方針をまとめる作業をしっかり行うことが大事。
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事業に対するお問い合わせ
【 事業者名 】 | 株式会社イコーズ |
【 担 当 者 】 | i-PAC事業部長 佐藤 亜希子 |
【 電話番号 】 | 0834−27−6544 |
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