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採択テーマ
ITを利用した納期の短縮・工程管理・加工ノウハウの標準化・データ化、並びに従業員の意識の向上
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事業実施者の概要
名 称 | : |
岡本産業株式会社 |
所在地 | : | 下松市南花岡5丁目2番1号 |
代表者 | : | 代表取締役 岡本 哲 |
営む主な事業 | : | 半導体製造装置部品、車両部品、ポンプ部品、各種試験片の製作 |
資本金 | : | 1,000千円 |
従業員又は構成員数 | : | 9名 |
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事業実施前の問題点
○ |
当社で保有している工作機械はそれぞれメーカー、制御機が違い、プログラムの標準化が図れていない。 |
○ |
各作業者は図面を受け取った後、加工手順、方法を検討しプログラム作成、加工段取り、工具段取りを行った後加工しているが、プログラム作成、加工段取り中は工作機械が止まった状態になっている。 また、作業者により加工方法や加工条件が違う等、標準化が図れておらず、汎用性の高い加工工具までそれぞれ持ち各作業者が管理しているため、経費の無駄になっている。 |
○ |
従業員の意識が加工時間の短縮、加工コストの低減、必要とされる品質レベルの認識等にまで及ばず、図面通りに加工することにだけ向けられている。 |
○ |
機械加工業者はコスト競争に陥っているが加工コストの削減だけで生き残ることは将来難しくなると思われる。 |
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事業で目指したもの
○ |
見積から納入、請求までの正確さ、事務効率向上。 |
○ |
受注した機械加工について材料手配から納品までの期間短縮。 |
○ |
加工図面をCADデータで受け取り、ホストコンピュータでNCデータに変換し、各工作機械に供給することで、加工手順、方法の標準化を図ると共に、加工プログラム、データをホストに保存しデータベース化を図る。 |
○ |
加工工具を一括管理し、在庫状況を把握し、経費削減を図る。 |
○ |
一連のIT化を進めることで、機械のオペレーターであった従業員を品質、コスト、材料、加工方法を考慮できる技術者とする。 |
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