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平成17年度「外国人労働者問題啓発月間」実施について
厚生労働省
標 語
「外国人労働者の適正な雇用・労働条件の確保と不法就労の防止に理解と協力を」
1.趣旨
 経済社会の国際化の進展に伴い、現下の景気動向に左右されるとはいえ、就労を目的として我が国に入国、在留する外国人は増加傾向にあり、我が国労働市場に及ぼす影響は看過できないものとなっている。
 こうした中で政府は、専門的、技術的分野の外国人労働者の受入れをより積極的に推進するが、いわゆる単純労働者の受入れについては、我が国の経済社会と国民生活に多大な影響を及ぼすこと等から十分慎重に対応するとの方針を維持してきている。
 この政府方針の下で、厚生労働省では、「外国人労働者の雇用・労働条件に関する指針」に基づく事業主等への啓発・指導等を行うとともに、事業場に対する的確な監督指導により、法定労働条件の履行確保を図るほか、外国人労働者や外国人労働者を使用する事業主からの労働条件等に関する相談に応じているところである。
 しかしながら、外国人労働者も日本国内で就業する限り労働関係法令の適用があることについて、事業主が認識していないこと等から、就労に当たって適正な雇用・労働条件が確保されていないケースがある。
 そこで、平成17年度においても、政府全体で取り組む「外国人労働者問題啓発月間」において、厚生労働省は、事業主、事業主団体等を始め、広く国民一般を対象として、
  • 我が国政府の外国人労働者受入れに関する基本方針
  • 外国人労働者の適正な雇用管理と労働条件及び安全衛生の確保対策
    (「外国人労働者の雇用・労働条件に関する指針」の周知を含む。)
  • 不法就労対策
  • 外国人雇用状況報告制度
  • 日系人の就労適正化対策
を中心に啓発・指導等を集中的に行う。
2.実施期間
平成17年6月1日(水)から6月30日(木)までの1ヶ月間

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Last updated on Fri, Jun 3, 2005