組合紹介 (山口県鉄構工業組合)
「品質確保と人材養成に奮闘!!」
<組合概要>
組 合 名 山口県鉄構工業組合
理 事 長 杉原 由太郎
住 所 山口県山口市中央四丁目5番16号 山口県商工会館2階
T E L 083-924-6364
U R L http://www.axis.or.jp/~steelfab/
出 資 金 7,700千円
組合員数 77名
資格事業 建設業許可(登録)業者であって、かつ、鋼構造物工事の許
可を受けた中小企業団体の組織に関する法律第5条に規定す
る中小企業者
《組合事業の特色と今後の課題》
■組合事業の特色
当組合は、昭和48年1月25日に山口県鉄骨工業会の名称のもとに任意
団体として出発、その後昭和49年5月7日、中小企業団体の組織に関する
法律に基づく組合として、名称も山口県鉄構工業組合として新たに発足し、
現在に至っている。
この間、上部団体である『(社)全国鐵構工業協会』の高品質確保を目的
とした〔鉄構造物製作工場認定制度〕に昭和53年12月より加入し、この
制度で認定された工場は、昭和57年4月より、建設省告示第1103号第
2号の規定に基づき、建設大臣の特認を取得した社会的に一定の認知された
企業(組合員)という評価を得ている。
また、昭和51年度来、全国に先駆け、鉄骨建築の不良施工の防止と、安
全且つ適正な施工を目的とする〔山口県自主検査報告制度〕を推進している。
改正建築基準法第68条の26に基づき鉄骨製作工場の大臣認定による溶
接構造の性能評価により、建築鉄骨の品質確保を行うようになってる。
■今後の課題
今日、鉄構業界は、限られた市場をめぐり、企業間の競争が一段と激化し、
厳しい環境のもと、生き残るための問題が、山積している。設備・生産等の
ハードの問題、人材確保及び養成、技術の向上、情報化社会への対応等のソ
フトの問題など総合的な経営力の充実強化が求められている。
《事務局紹介・今後の抱負》
組合事務所は、県商工会館二階にあり、事務局には、野村事務局長と実務
経験豊かな田口職員の二名が常勤されている。
組合員の人材確保と養成及び技術の向上に寄与すべく平成九年より雇用・
能力開発機構の助成を受け〈人材確保推進事業〉と〈人材高度化支援推進事
業〉に取り組んできた。また、2001年1月には組合ホームページを開設
した。平成14年度には、中央会の〈組合等活性化支援事業〉を活用し、
「鉄骨構造物検査技術者」の養成に取り組む予定である。
このように、当業界に新しい人材を導入し、情報化への対応も視野にいれ
ながら、業界の発展を願い日夜頑張っている。
(会報「山口県の中小企業」2002年1月号より)
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