元気力発言所!

組合紹介(山口県霊柩葬祭協同組合)
「真心のこもった心に残る葬儀の実現を目指しています!」

<組合概要>

 組 合 名  山口県霊柩葬祭協同組合
 理 事 長  活 田 昌 宏
 住  所  山口県美祢市大嶺町奥分170番地
 T E L  0837-52-4852
 出 資 金  1,050千円
 組合員数  21名
 主要事業  共同購買事業、共同宣伝事業

<<組合事業の特色と今後の課題>>

■28年目を迎える歴史ある組合
 当組合は、県下の葬祭事業者が手と手を取り合い共同事業を実施すること
により組合員の経済活動の促進並びに経済的地位の向上を図るため昭和49年
(1974年)9月に設立されました。今年で28年目を迎える歴史のある組合で、
明朗な価格、納得のいくサービス、そして「心の満足」の得られる葬儀の実
践指導を通じ、礼儀文化の健全な発展に貢献しておられます。
 28年間に渡り活発な組織活動を展開しておられる背景には、役員をはじめ
組合員企業の共同事業へ参加意識の強さとそれを支えるしっかりとした事務
局体制があげられます。では、ここで組合の主な事業をご紹介しましょう。

・共同購入事業
 組合員の取り扱う柩仏用品の共同購入を実施
 (12年度手数料収入 8,639千円)

・共同宣伝事業
 @マスコミ等へ業界のPRを実施
 A「葬祭ディレクター制度(*注)」の普及推進      
 Bインターネット等の活用

・教育指導事業
 直面する問題に対応するためコンサルタント等を活用した指導教育や
 組合員・従業員研修、先進地視察等を実施。

 それから忘れてはならないのが若手育成のための青年部活動です。各組合員
の後継者等で構成され、パソコン等の操作研修や懇談会などを独自で事業を企
画・実施されています。

■今後の課題は?
 大手の新規参入が増え非常に競争が激化している。それに対応していくため
今後は@地域に根ざしている(人間関係や習慣の把握、地域に信用がある)
A小規模企業であるため小回りが利く等のメリット追求を図りたいが@などは
逆に地域の習慣に縛られすぎる等のデメリットと背中合わせであり時代の流れ
を読みながら組合が中心となって業界を引っ張って行かなければならないとの
こと・・。

■事務局からみなさんへ!
「プロ意識を常に念頭に、葬祭事業の真の担い手として社会的使命を果たして
おります。高齢化社会を迎えた現在、人の生涯を締めくくる厳粛なる儀式の執行
に携わる者として、その役割と責任は益々重大となってまいりました。当組合は
専門業者としての使命の重さを再確認し、心を尽くし地域に密着した良質なサー
ビスの提供を図り、公共の福祉に貢献していきたいと思っております。」

■中央会へひとこと!
いつもお世話になっています。今後も積極的に中央会の行事等へ参加していき
たいと思いますので引き続きご指導・ご支援の程よろしくお願いします。

(*注)葬祭ディレクターとは? 
    この制度は「葬祭ディレクター技能審査」と言います。葬祭業界に働く
   人々にとっての必要な知識と技能のレベルを審査し、証明する制度で、
   平成8年3月に厚生労働大臣の認定を受けました。葬祭業界に働く人々の
   より一層の技能の向上を図ることと併せて経済的、社会的地位の向上を図
   ることを目的としています。北米などでは、葬祭業務の社会的重要性と信
   頼性の向上のために、葬祭業を営むか、葬祭業界に従事するには「フュー
   ネラルディレクター」と呼ばれるライセンス(資格)を取得することが義
   務づけられておりますが、我が国ではライセンス取得の義務づけはありま
   せんが、安心と信頼できる葬祭専門業者を選ぶ1つの条件として注目され
   ている。

(会報「山口県の中小企業」2002年2月号より)

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Last updated on 2002.3.5