元気力発言所!
組合紹介(玖西ソーイング事業協同組合)
「外国人研修生の共同受け入れを積極的に推進し、
国際交流の推進と地域産業の発展を目指す!!」

<組合概要>
組合名 玖西ソーイング事業協同組合
理事長 梅 森 公 司
住所  玖珂郡玖珂町6229-7 株式会社ウメモリ内
TEL  0827-82-3530
FAX  0827-82-6751
出資金  500千円
組合員数 5名
資格業種 衣服・その他の繊維製品製造業

【組合設立の経緯】
 玖西盆地内で事業を行っている縫製業者による任意組織「ソーイ
ンググループ」が発展的に解散、その中の有志企業が集まり、縫製
品の共同加工・共同購買を目的に、平成9年4月「玖西ソーイング
事業協同組合」を設立した。

【組合事業の取り組みと今後の抱負】
 設立当初、組合では集中裁断センターの設置について調査研究を
行う等、共同加工事業の拡大を目指して積極的に活動していたが、
外国製品の輸入増・景気低迷による受注件数・量のばらつき等、
不確定な要素が大きく、残念ながら現時点では計画は中断となって
いる。しかし、組合としては決してあきらめた訳ではなく、条件が
整えば再度取り組みたいと考えている。
 また、平成9年11月から外国人研修制度を活用し、積極的に研修
生の共同受け入れを行っている。初めは生活習慣の違い
や言葉の壁等、とまどいもあったが、事業が軌
道に乗った現在は、研修生は中国・山東省青島(チンタオ)にある
送り出し機関で事前に日本の文化習慣を学んでからやって来る。
このことによりスムーズに日本の生活に溶け込めるようになった。
 送り出し機関がある山東省青島との交流は平成6年に遡る。
当時、梅森社長他、周東町の各企業の代表が県国際交流室の企画に
より山東省を訪れたのがきっかけで、現在8年目になる。
組合としては今後も研修制度を通じ、正しい日本の文化と技術を伝
えて、両国の交流を深めていきたいと考えている。

【今後の課題】
 日本の縫製業は海外製品との価格競争の中で非常に厳しい状況にある。
縫製業を建て直し、これからの競争で生き残っていくためには積極的な
情報の収集と技術開発が不可欠である。当面は地域での共同受注の拡大
を進めて受注量の拡大を進めて受注量の増加を図りたい。

【中央会へひとこと】
 組合と中央会との結びつきをより強くして、役に立つ情報を積極的に
集めて行きたい。今後とも、組合並びに組合員の経営力向上に繋がるよ
うな助成・助力をお願いしたい。

(会報「山口県の中小企業」2002年8月号より)
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Last updated on Mon, Apr 14, 2003