山口県の中小企業会員紹介 有限会社優とぴあ 「日本を支えていただいた方々に感謝」 ＜会社概要＞ 会社名　　　有限会社優とぴあ 代表取締役　梶　山　悌　祐 住　所　　　宇部市松島町17−15 ＴＥＬ　　　0836-22-6454 出資金　　　300万円 資格業種　　出張理美容 　有限会社優とぴあは、当初理美容業者の中で目的を同じくするものの 集まりである「協同組合レオン山口」の１事業としてスタートししたものであったが、 今年６月に共同出資の有限会社として再スタートした。 【設立のきっかけ】 　施設の理美容サービスがボランティアの手にゆだねられている現状を見て、 ボランティアだけではこれからの老齢化社会に十分なサービスが提供できないと 感じたことから設立を決意、日本を支えてくれた方々に少しでも暮らしやすさの お手伝いをしたいという気持ちが表せたらと…。また、時代性も考慮し、 退職後の資格を持った理美容師の雇用創出という面も併せ持つ。 【「優とぴあ」名前の由来】 　いつか私たちも年をとる…年をとっても、体の自由が人より利かなくても、 健常者と同じようなおしゃれに関心をお持ちの入居者の方々に、 希望を叶えてあげることで、心身共に若返る為のお手伝いをする人達がいることで、 楽しく生きることの出来る場所…つまり、理想郷（ユートピア）をつくろう。 【具体的な活動内容】 　主に病院や特別養護老人ホームなどの施設に訪問し、カットだけでなくパーマ、 カラーなどの健常者と同じメニューを提供している。 移動式シャンプー台や出張用の特別設備ユニットを開発している。 【ビジョン】 　ＱＯＬの向上、生きていて良かった！と思える瞬間づくり。 【コンセプト】 　きれいになって、気持ちよく！美容院がやってくる。 【一番大切にしていること】 　お年寄りという目で見ない。あくまで男性、女性としてのおしゃれを楽しんで してもらい、心身共に若返ってもらいたい。 　特に「女性は髪型」と昔からいわれているように、髪型一つで印象が、ずいぶん 変わってきます。身につける物の色も重要で、日本のお年寄りは色の好みが地味な 傾向にある。世間の目や年相応になどと考えるのではなく、若い頃の気持ちで、花柄を 始め、ピンク、黄色、淡いブルーなど明るくきれいな色を身にまとい、身も心も軽やか にすることによって痴呆がよくなっていくという報告もされている。 【どういう存在でありたいか】 　医療だけに頼るのでなく、お年寄りや介護の必要な方たちの気持ちの上から、 精神的にも健康に協力できる存在。 【今後手がけてみたいこと】 　施設だけでなく、在宅訪問サービスも（まだ問題点もあるが…）。 現在、FC展開の準備も進めており、全国規模での展開を進めていく。又本年度は、 中央会事業を活用してホームページの作成も行う。 （会報「山口県の中小企業」2003年11月号より）

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