中小企業組合とは、事業者同士の連携又は個人同士で創業する際に活用する法人組織の総称です。 法人組織にはさまざまな形態がありますが、その代表的なものをみると、営利法人としての会社(株式会社・合同会社等)、非営利活動を目的とする非営利法人(一般社団法人・NPO法人等)、そして営利法人と非営利法人の中間に位置付けられる中間法人としての「組合」があります。
※世の中には様々な形の「組合」がありますが、ここでは中小企業等協同組合法に基づく事業協同組合・企業組合をご紹介していきす。(その他組合の種類はこちらをご覧ください。)
「組合」の特徴
- 4社(人)以上が集まって経済活動(ビジネス)を行うための法人組織
- 行政庁の認可法人で、公平な組織運営を行う
- 構成員によって2種類の組合に分かれる
- 「事業者」同士で組織する→「事業協同組合」
- 「個人」同士で組織する→「企業組合」
「組合」でできること
「組合」を作り、活動していくことで、様々な効果を期待することができます。
①ひとりでは困難な規模の活動が可能となる!
- 大きな規模の受注ができるようになる
- 認可法人のため、取引先に安心感を与えられる
②ブランド価値を高めることができる!
- 規模の小さな個人事業主等でも行政等と交渉できるようになる
- 自分たちでブランドを作ることができ、対外的にも認知されやすい
③法人組織で仲間との連携力が高まる!
- 任意組織よりもメンバーの帰属意識が高まる
- ルールを決めて行動しやすい
- 任意組織と比べて持続的な活動が可能となる
「組合」を作って、ビジネスを前進させませんか?
このようなお悩みがありませんか?
【事業者の皆様】
- 仲間と新分野に進出したい(ビジネスを試したい)
- 組織を作ってブランド力を高めたい
- 自社だけでの取り組みに限界を感じている
- 企業同士で法人を作りたい
- 発言権が平等な組織を作りたい
【 個人の皆様】
- 仲間と新たなビジネスを立ち上げたい(創業・起業)
- コストを抑えて法人を作りたい
- 今ある団体を法人化したい
- ボランティアではなく利益を出しながら活動を継続したい など
- 事業者の方で今の企業活動を良くしたい方→事業協同組合がおすすめ
- 個人として新しくビジネスを始めたい方
→企業組合がおすすめ
※詳細についてはそれぞれの画像をクリックしてご覧ください。
組合制度パンフレット
本会では、組合制度に関するパンフレットを制作しています。画像をクリックしてご覧ください。なお「中小企業組合ガイドブック(全国中央会作成)」はこちらよりダウンロードしてください。
法人組織比較表
協同組合と他の法人組織の違いについては、こちらをご覧ください。詳細については、お気軽に本会までご相談ください。
設立に関するお問合せ
本会では、連携や組合設立に関するご相談を随時受け付けています。
相談料はかかりません。訪問しての相談対応やオンライン会議、電話相談が可能ですので、お気軽にご相談ください。
山口県中小企業団体中央会 連携支援部
電話 083-922-2606 E-mail ycdc@axis.or.jp
本会では、皆様にわかりやすく組合制度を知って頂くために「note」にて情報発信を行っています。新設組合へのインタビュー記事等を掲載しておりますので、以下のサイトをご覧ください。
また、令和5年度については、専門家による個別相談も無料で受付けています。詳細はこちらの投稿をご覧ください。